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「都市に歴史」

カテゴリ: 建築デザイン 作成日:2006年11月02日(木)

8月30日都庁にて夜までの会議を終え外に出ると、庁舎が五色の照明で彩られていました。この日の夕方オリンピック誘致の国内候補地が東京に決定されたとのことでした。計画ではメインスタジアムを晴海に、その周辺に選手村やプレスセンターをつくるもので、TVの画面からも昭和36年の東京オリンピックを懐かしみ、期待する声が多いようでした。
実はその遥か前に東京で「幻のオリンピック」そして「幻の万国博覧会」があったことを知る人は少ないでしょう。昭和15(1940)年の皇紀紀元2600年を祝う万国博覧会が計画され、会場には昭和初期に埋め立てられた月島(現在の晴海・豊洲)と横浜が選ばれました。東京では地下鉄の延伸が計画され、勝鬨橋も完成を迎えようとしていた頃です。
一方、第12回オリンピックは昭和11年のベルリン会議で決定され、東京市はそれを受けて臨時建築部を設け現在の駒沢公園をはじめとすると市内に競技施設を設計しました。この時、選手村担当となったのが東京帝大建築学科を卒業したばかりの入江雄太郎でした。

IMコラムについて

カテゴリ: 建築デザイン 作成日:2006年10月14日(土)

「IM」とは入江三宅の頭文字、「コラム」とは新聞等の囲み記事を意味します。またコラムには建築用語で「柱」の意味もあります。つまりここは「入江三宅の柱(column)を担う所員達の思い」をかわるがわる書き込んでいくコーナーです。建築、趣味、イベント、そして旅行記など所員の多岐に渡る活動が生き生きと伝わればと思います。

-風琴子-



心に残った言葉(ある会長編)

カテゴリ: その他 作成日:2006年01月26日(木)

建築設計に携わっていると、仕事を通じて、世界で活躍する企業のトップと接する機会があります。僕も数年前、ある環境配慮型の製品で世界的にシェアをもつ会社の、本社ビル設計監理の中で、その会社の会長とお話しする機会が度々ありました。竣工間近の頃、会長から、エレベーターホールのロールスクリーンにある文字を筆入れしたいとの要望があり、その言葉は「本来無東西」。秘書の方にその意味をうかがうと、自分で考えることに意義があるのだよ、との返事で、含蓄ある切り返し。

考えました。「ホンライ、トウザイナシ」。東西南北なんて概念は、人が作った形式にすぎない。それにとらわれることはないのだよ。形や既成概念にとらわれない、自由奔放な発想力を持ちなさい。そんな意味でしょうか。
経験と実績に裏打ちされた格言。どんな本を読むよりも心に染みます。

-Canna-