IMA コラム
こちら編集デスク vol.4
2月に『建築ジャーナル 2月号』が刊行されてから連載している |
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覧海国際広場(2017年竣工)
上海で最も高いビルである上海中心と上海環球金融中心に隣接する商業施設の建築計画です。
全面緑化された屋上庭園は、上海環球金融中心の2階部分の外部デッキ、そして地下鉄2号線陸家嘴駅まで伸びる
ペデストリアンデッキと繋がっています。また地下においても、上海環球金融中心と上海中心の商業施設と連絡通路で繋がり、
そこから地下鉄2号線陸家嘴駅まで繋がるように設計されていいます。
商業施設の中央にある吹き抜け部に大型スクリーンを設置し、施設の一体感をより強く感じられるよう設計されています。
駐日ミャンマー連邦共和国大使館(2016年竣工)
東京都品川区にあるこの大使館は、東日本大震災を機により安全な施設を目指して新築されました。
外観は白と金を基調とし、屋上に3層ルーバーによるミャンマー風屋根とする一方、
ファサードにプロフィリットガラスを用い、ミャンマーの伝統と現代的表現の調和したデザインを目指しています。
ここ品川御殿山は古くから桜の名所で、春を迎えるともに前庭は見事な「桜の苑」に変貌します。
中国とミャンマーの拠点
当社は東京本社のほかに北京と上海、そしてヤンゴンにブランチ・オフィスを設けており地元に根付いた設計活動を展開しています。
下の写真は左より、上海環球金融中心(101階)のエントランスと15階にある当社支店の事務所内の様子、
一番右の写真はヤンゴン市ナインマイルにある拠点のエントランスです。
新たに「平成」の時代に設けられた海外拠点。
来月の「令和」になっても、出張で訪れる所員と現地スタッフとの交流の場であり続けると思います。
(広報子)