昭和37年1月に竣工した「多層式」酒造工場である。最上階に米を運び、洗米、蒸米、麹製造、仕込み、一階で圧滓という工程をたどる。室内を低温に保つため開口部を小さくし、熊本でも四季を問わず醸造可能とした。創業者入江雄太郎が紡績工場の経験で得た知見を活かし設計したこの酒造工場は、2016年4月に発生した熊本地震にも耐え、今も熊本県民の愛する瑞鷹の赤酒が造られている。
所在地 |
熊本県南区川尻 |
---|---|
敷地面積 |
- |
延床面積 | - |
用途 |
酒造工場 |
構造 | RC |
階数 | 4F |
竣工年 | 1962年1月 |
備考 | 写真は昭和50年頃撮影、瑞鷹株式会社代表取締役専務吉村朋晃様の提供による。 |